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Rehearsal of the Pasdeloup Orchestra at the Cirque dHiver by John Singer Sargent , Museum of Fine Arts, Boston

冬のサーカスにてジュール・エティエンヌ ・パドルー オーケストラのリハーサル
1879-80 ジョン・シンガー・サージェント ボストン美術館


ジョン・シンガー・サージェントなんて全然興味なかった。興味なかったので、これが彼の作品だと知って驚いた。サロン画家で金持ち階級の肖像画でしか知らなかったしね。

記事 画家ジョン・シンガー・サージェントと写真家セシル・ビートン

ジュール・パドルー(ジュール・エティエンヌ ・パドルー)が魅了したのは、ほかでもないアンリ・ファンタン・ラトゥールであり、その他にはポール・セリュジエ、あのフレデリック·バジール、サージェントと同じアメリカ人では画家トマス・エイキンズ、詩人のヘンリー・ワーズワース・ロングフェローがいる。

John Singer Sargent: Rehearsal of the Pasdeloup Orches 1878  Art Institute of Chicagotra

冬のサーカスにてジュール・エティエンヌ ・パドルー オーケストラのリハーサル
1878 ジョン・シンガー・サージェント シカゴ美術館



そしてシカゴ美術館にもあるって知らなかった。

「冬のサーカス」は、パリ11区のレピュブリック広場にあるサーカス小屋で、1861年から1887年の間に行われた、11月の日曜の午後の演奏会。

ジュール・パドルー(ジュール・エティエンヌ ・パドルー)は、フランスの管弦楽団パドルー オーケストラ主宰者であり、1852年に若い音楽家のための芸術家学会を設立し、コンセール・ポピュレールとして1861年10月27日に「冬のサーカス」が初めて開催された。




Jules Pasdeloup by Illustrator: J.???

Jules Pasdeloup by Illustrator: J.???




「冬のサーカス」では、ベルリオーズが指揮をとったことがあるらしい。ベルリオーズのほかサン=サーンスワーグナーらから選曲。

一方ジュール・パドルーは、若手のシャルル・ラムルー、エドゥアール・コロンヌとの世代交代がはじまり、ジュール・パドルー率いるコンセール・ポピュレールは活動を停止した。のちにコンセール・パドルーとしてルネ=バトンによって復活。

コンセール・ポピュレール(現在のコンセール・パドルー)はパリ三大民間オーケストラとして、ラムルーのコンセール・ラムルー、コロンヌのコンセール・ラムルーと並ぶ。

Pasdeloup’s concert on  3 November 1861

1861年11月3日 パドルーのコンサート


高価なオペラ座に通う階級も、この安価な大衆のコンサートに出かけてくる。サーカスの円形状の舞台の真ん中にオーケストラがみえるが、その半分をぐっとフォーカスしたのが、サージェントの作品だ。

この「冬のサーカス」の建築は、ジャック・イニャス・イトルフによるもの。



ジャック・イニャス・イトルフの建築(1852年) シルク・ディヴェール(冬のサーカス)



 

Paris - Cirque dhiver

(C) fr.wiki




ジョン・シンガー・サージェントはパリに滞在中、きっと印象派などを鑑賞したと思える。だってジョン・シンガー・サージェントではない作品でしょう?

検索するとドガ、マネ、モネは鑑賞していたらしいが、この作品はドガの観客とオーケストラと舞台を連想させてくれる。ちなみに音楽はパドルーとリヒャルト・ワーグナー、ガブリエル・フォーレに情熱を捧げたらしい。

 

| MUSIC | 22:48 | trackbacks(0)



大滝詠一/君は天然色 お誕生日に

追記のコメント
めっちゃ焦った。誕生日に間に合った。誕生日おめでとうというメッセージです。

今日、中秋の名月でみんな集まった。sai もみんな。そしたら大滝詠一が好きだってわかった、。僕も好きだった。この曲、大学に通ってた頃で、当時の彼女と車でよく聞いたものだった。

今日贈った誕生日の主は、マジ天然。ある意味ね。

追記2
sai もマジ、同じこと考えてた。曲、だぶらなくて良かった・・・。
記事 祝誕生 ハートじかけのオレンジ-大滝詠一

追記3
しばし、「君は天然色」に聞き入っていた。そしたらYOU TUBEに興味深い動画があった。
君は天然色(ホントはこうなるはず!?)

追記4
歌詞 君は天然色

| MUSIC | 23:57 | trackbacks(3)

MozART Group


この世の中、YOU TUBEをはじめ動画サイトが普及していて、本当に良かった。彼ら(MozART Group)のパフォーマンスを見ながら聴かないと意味ないよね。

MozART group YOU TUBE
MOZART GROUP - The Best Of

MozART Group(Grupa MoCarta)は、ポーランドの4人組で、最近よく似ている二人がわかるようになった。

メンバーは ↓
フィリップ・ヤスラー(Filip Jaslar) – 第一ヴァイオリン(erste Violine)
マイケル・シコルスキ(Michael Sikorski) – 第二ヴァイオリン(zweite Violine)
パヴェル・コヴァルク(Pawel Kowaluk) – ヴィオラ(Viola)
ボレク・ブラシュチックBolek Blaszczyk – チェロ(Cello)
 

| MUSIC | 20:48 | trackbacks(0)
グレン・グールドだけが、特別な弾き方をしているわけではない。(姿勢は別としてね。)

モーツァルトの「トルコ行進曲」も、超絶技巧でアルカーディ・ヴォロドス(Arcadi Volodos)は弾くし、アレンジしても弾く。ヴォロドス版トルコ行進曲は、Wang Haijie も上手い。ファジル・サイ(Fazil Say)だってジャズっぽい「トルコ行進曲」を弾く。

過去記事 「超絶技巧のレパートリー トルコ行進曲 アレンジ&オリジナル

グレン・グールドの「トルコ行進曲」(ピアノ・ソナタ第11番(トルコ行進曲付き) 第3楽章,K.331)は、ご存知のように遅いテンポだか、「トルコ行進曲」だけに限らない。

グレン・グールドのピアノソナタ全18曲の演奏(70年代録音)は実は異様に早いテンポで、このピアノ・ソナタ第11番は第一楽章冒頭から極端に遅いというわけ。

だから「トルコ行進曲」だけをトピックするのではなく、ピアノ・ソナタ第11番第一楽章(Piano Sonata K 331 (Mozart) - 1st mvt. Glenn Gould )から聴けば「なるほど」と思わせるところがある。

Glenn Gould


グレン・グールド(Glenn Gould)は、ブラームスのピアノ協奏曲第1番も遅いテンポで、レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)も初共演では難色を示した。

作家で詩人のジョナサン・コットはその曲を聴いて「この作品にはこれほどの陶酔感が秘められていたのか」と思ったらしい。

だけどさ、グレン・グールドは近代でピアノ世代だが、モーツァルトはチェンバロとフォルテピアノの時代。そこまで考えると、やっぱり、モーツァルトはチェンバロでかなりテンポが速く弾けたというわけかも。

記事 グレン・グールドとモーツァルトのピアノ

で、YOU TUBEからグレン・グールドのトルコ行進曲をリンクした。

YOU TUBE
Glenn Gould - MOZART:Piano Sonata in A major (Alla Turca) K. 331- 3rd mov

現代に生きる僕たちは、その日の気分によって聴きたいピアニストのアレンジ、テンポを選べるってわけだ。
| MUSIC | 19:49 | trackbacks(2)



New Trinity Baroque


楓の記事でヴィヴァルディの四季から、いろいろ検索してこの動画にたどりついた。このながーい、長い拡張弦。ニュー・トリニティ・バロックのマイケル・フィールズ (Michael Fields)の弾く楽器が「アーチリュート(Archlute)」だ。はじめて演奏するところを見た。

Vivaldi Lute Concerto in D major アーチリュート演奏
(第1楽章:アレグロ・ジュスト、第2楽章:ラルゴ、第3楽章:アレグロ)

動画はヴィヴァルディの「リュート協奏曲 ニ長調 RV.93」。この曲は、ヴィヴァルディがどのリュートを想定したかはっきりしていない。

Antonio Vivaldi - Concerto for Lute in D Major RV 93 リュート演奏
リュートと2つのヴァイオリンのための協奏曲D-dur RV.93

このほかに、ヴィヴァルディはリュートのためのトリオ、ヴィオラ・ダモーレとの協奏曲を書いている。

リュートとヴィオラ・ダモーレのための協奏曲d-moll RV.540
リュート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオC-dur RV.82
リュート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオg-moll RV.85

ちなみにヴィオラ・ダモーレは
Vivaldi Concerto for Viola d'amore in D major, RV392
ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ長調RV.392(第1楽章:アレグロ、第2楽章:ラルゴ、第3楽章:アレグロ)


ステファン・ゴットリーブ(Stephen Gottlieb)の制作によるアーチ・リュート。wikiでみたら、「アーチリュートは歴史上、まずリュート・アティオルバートとして現れたとされる。」、「アーチリュートの名称は1680年頃から用例が増えている。ここでアーチリュートと呼ばれているのは、テオルボに代わる通奏低音楽器として広まったもの。」とある。

さらに、「リュート・アティオルバート用と思われるソロ作品が17世紀前半に多く残されているが、アーチリュートとリュート・アティオルバートは同じ調弦を持つので、アーチリュートでも演奏可能」とあった。

アレッサンドロ・ピッチニーニ(Alessandro Piccinini, 1566 - 1638)は、同時代のジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガーとともに、リュート、テオルボの名手として知られた人。

彼の著作タブラチュア集の「アーチリュート、およびその発明者について(dell'Arciliuto & Inuentore di esso)」のなかで、「アーチリュート(リュート・アティオルバート)の発明者」と述べている。wikiによると、「リュート・アティオアルバート」(Liuto attiorbato「テオルボ化されたリュート」) の呼称はミスリーディングであり、アーチリュート Arciliuto と呼ぶべきであると主張しているらしい。

テオルボ・リュート(Theorbo-Lute)



A woman Playing the Theorbo-Lute and a Cavalier
Gerard ter Borch  Metropolitan Museum of Art


この作品は・テル・ボルフの「リュート-テオルボとカヴァリエを弾く女」(メトロポリタン美術館)だけれど、外側にそったリュートのネックと内側にそったテオルボのネックが合体した感じ。

絵画作品には、、「リュート・アティオアルバート」(Liuto attiorbato:テオルボ化されたリュート) ではなく、多数の「テオルボ・リュート」(Theorbo-Lute) という楽器が描かれている。バロック・リュートの親戚?

baroque lute

バロック・リュート(baroque lute)


wikiによると、「様々な拡張バス付きリュート族の楽器が存在していたことがわかる。」とあった。

Jakob Lindberg

Theorbo-Lute by Jakob Lindberg


僕が別ブログで、ヘラルト・テル・ボルフ(ヘラルト・テルボルフ) Gerard ter Borch IIの作品をアップしたが、そこにはリュート、テオルボ・リュートが描かれているが、ルーヴル美術館所蔵の「演奏会、歌手とテオルボを弾く女」(ヘラルト・テル・ボルフ)は、いまになって、「テオルボ・リュート」(Theorbo Lute )ではないかと思った。

ヤコブ・リンドベルイ (Jakob Lindberg)の テオルボ・リュート(Theorbo-Lute)の演奏はこちら。

リュートとヴィオラ・ダモーレのための協奏曲d-moll RV.540

PICCININI Toccata
曲はアレッサンドロ・ピッチニーニ(Alessandro Piccinin :1566-1638?)のトッカータ。

テオルボ(Tiorba)

Lady Wroth holding a theorbo (c. 1620) attributed to John dc Critz (1555-1641

Lady Mary Wroth (1587–1651/3)
レディー・メアリー・ ロースとテオルボ(部分)
ジョン・デ クリッツ (John de Critz)


これは絵画に描かれたテオルボ。レディー・メアリー・ ロースはルネサンス期の英国詩人。wikiによると、エミリオ・デ・カヴァリエーリが1600年にローマで上演した「魂と肉体の劇」(Rappresentatione di Anima, et di Corpo...) では、「キタローネまたの名をティオルバ」(un Chitarone, ò Tiorba che si dica) が用いられたと記録されている、1600年の時点でtiorba(ティオルバ=テオルボ)の呼称が用いられている、とあったので、「レディー・メアリー・ ロースとテオルボ」の肖像画は、その証明でもある。



テオルボ(Tiorba)?


テオルボの演奏は、「ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ短調RV.394」から、。

Vivaldi Concerto for Viola d'amore in D minor, RV394

Fabio Biondi (Viola d'amore)
Andrea Rognoni, Fiorenza De Donatis (Violins)
Stefano Marcocchi (Viola)
Maurizio Naddeo (Violoncello)
Patxi Montero (Violone)
Giangiacomo Pinardi (Theorbo)
Paola Poncet (Harpsichord & Organ)

最後はリュート・アティオアルバート(Liuto attiorbato)

liuto attiorbato

liuto attiorbato




ナイジェル・ノース (Nigel North)


リュート族ならなんでも弾けるナイジェル・ノース (Nigel North)は、「マウリシオ・バビロニア(Mauricio Babilonia)」を、このリュート・アティオアルバート(Liuto attiorbato)で弾いている。バロックリュート、テオルボ、リュートと彼が参加している曲は多い。

Mauricio Babilonia 

もう一人はルーカ・ピアンカ(Luca Pianca)。


Telemann - Quatuor Parisien N°12 (Chaconne) / Il Giardino Armonico 

右がルーカ・ピアンカ、左のヴィオラ・ダ・ガンバは、ヴィットリオ・ギエルミ (Vittorio Ghielmi)。曲はG.P.テレマン 新四重奏曲第6番(パリ四重奏曲第12番)ホ短調。

Il Giardino Armonico

Giovanni Antonini (flauto traverso)
Enrico Onofri (violino)
Vittorio Ghielmi (viola da gamba)
Luca Pianca (liuto attiorbato)
Ottavio Dantone (clavicembalo)

Directed by Giovanni Antonini
Performed by Il Giardino Armonico
(On period instruments / Historically informed performance )

from the DVD ' Music of The French Baroque

イル・ジャルディーノ・アルモニコ( Il Giardino Armonico)はイタリアの古楽アンサンブル。ジョヴァンニ・アントニーニ(Giovanni Antonini )とルーカ・ピアンカが結成した。主に17世紀や18世紀以前の音楽を演奏している。



バロックの踊り サラバンド を踊るカスパー・マインツ 
音楽 イル・ジャルディーノ・アルモニコ


Baroque Dance - Sarabande / Il Giardino Armonico
Baroque Dance - Menuet / Il Giardino Armonico

残念ながら、ここにはルーカ・ピアンカだけがいない。後ろで演奏しているのが、イル・ジャルディーノ・アルモニコ。

Rameau - Pièces de clavecin en concert N° 3 (Tambourin) / Il Giardino Armonico
Rameau - Pièces de clavecin en concert N° 5 (La Marais) / Il Giardino Armonico 
Rameau - Pièces de clavecin en concert N° 5 (La Cupis) / Il Giardino Armonico
Rameau - Pièces de clavecin en concert N° 5 (La Forqueray) / Il Giardino Armonico

イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏は、ラモーのクラヴサン合奏集から。

Dieupart - Les Six Suites, 1701 / Suite N°6, Allemande (Il Giardino Armonico / Giovanni Antonini)
Dieupart : Les Six Suites, 1701 - Suite N°6, Courante / Ottavio Dantone (harpsichord)

イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏は、シャルル=フランソワ=デュパールの6つの組曲から。 

| MUSIC | 20:04 | trackbacks(1)

ご存知エルガーの威風堂々。

アマチュアも含めてたくさんあった「威風堂々」の第1番のなかで、いちばんいいかなって思ったのが、ベルリン・フィルハーモニー。

Preformed By the : Berlin Philharmonic
Conducted By : Daniel Barenboim
Edward Elgar - Pomp And Circumstance, March No.1 In D

第1番の中間部の旋律は「希望と栄光の国」(Land of Hope and Glory)と呼ばれている。

この旋律を1931年に作曲者サー・エドワード・ウィリアム・エルガー(Sir Edward William Elgar)の指揮によるの動画を見つけた。このあとに続く演奏は1987年にアンドレ・プレヴィン(André Previn)の指揮によるロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(Royal Philharmonic Orchestra)となっている。

Elgar - Pomp and Circumstance March No 1

追記
サー・エドワード・ウィリアム・エルガー(Sir Edward William Elgar)の指揮でBBC交響楽団の演奏。HMVのレコード。

Recorded by HMV Studios : Abbey Road, London
Preformed By the : BBC Symphony Orchestra
Conducted By : Sir Edward William Elgar

Pomp & Circumstance - Edward Elgar


この旋律は英国のロイヤル・ウエディングにも演奏されており、エルガーの曲は元ダイアナ妃、そしてウィリアム王子とキャサリン妃の式にも奏でられた。

この「威風堂々」は、パイプオルガンや管弦楽用の鈴、ハープ2台が第1番の楽器編成に含まれている。忠実な演奏を聴いてみたいものだ。

楽器構成のトライアングルの音が聞こえるのは次の動画。

Elgar - Pomp And Circumstance No. 1 In D Major

全曲はこちらから。行進曲「威風堂々」作品39 (リンク先直したから。)

第1番ニ長調 1901年
Elgar - March No. 1 - Pomp and Circumstance Military Marches
第2番イ短調 1901年
Elgar - March No. 2 - Pomp and Circumstance Military Marches
第3番ハ短調 1905年
Elgar - March No. 3 - Pomp and Circumstance Military Marches
第4番ト長調 1907年
Elgar - March No. 4 - Pomp and Circumstance Military Marches
第5番ハ長調 1930年 ずいぶん期間があいてる。70歳すぎの作品
Elgar - March No. 5 - Pomp and Circumstance Military Marches

エルガーが完成させたのは5曲。遺稿となった未完の第6番がアンソニー・ペイン(Anthony Payne)によって補筆されて完成となった。

wikiによると「補筆版は1996年に大英図書館で発見された主要主題を含む草稿と、大英図書館所蔵の手稿譜を元に2005年から2006年にかけて補筆完成」とあった。

第6番(遺作)ト短調 アンソニー・ペイン補筆2005-2006
ELGAR - POMP AND CIRCUMSTANCE MARCH NO.6.wmv

知ってのとおり、「Pomp and Circumstance 」(威風堂々)というタイトルが、シェイクスピアの「オセロ」第3幕第3場の台詞から取られているとなっている。

オセロはツィンツィオの「百物語」第3篇第7話("Un Capitano Moro" ("A Moorish Captain") by Cinthio)がネタ。

この「オセロ」を元にした音楽作品とも言われている。本来は軍の儀仗演奏用の曲としてエルガーが作曲したものだから、キプロスの軍隊の指揮官で気高きムーア人オセロから準備したのだろうか。

だがこのセリフ自体は、讒言を見抜けなかった男の嫉妬のセリフである。

オセロが書かれた当時、英国のキリスト教とモロッコのイスラム教が、互いに異教でありながら貿易を開始した。

英国に滞在したモロッコの大使は、このシェークスピアの1602年の作「オセロ」(Othello)の副題である「ヴェニスのムーア人」(The Moor of Venice)だった。

異境で異教のモロッコ大使と、異境で異教の将軍オセローは、その異境の地におけるたった一人の異邦人なのだ。

一人の異邦人が異境の地で、悪意に見舞われるのは容易いことだろう。ゲーム「オセロ」の名の由来にもなったオセローは、白人ばかりのヴェニスで、肌の黒いムーア人だったわけだ。

オセローは、イアーゴの嫉妬の悪巧みにまんまとはまる。そしてイアーゴの讒言に対してのオセロのセリフに、「輝かしい戦いの盛儀盛宴(Pomp and Circumstance)」がでてくる。

O, now, for ever
Farewell the tranquil mind! farewell content!
Farewell the plumed troop, and the big wars,
That make ambition virtue! O, farewell!
Farewell the neighing steed, and the shrill trump,
The spirit-stirring drum, the ear-piercing fife,
The royal banner, and all quality,
Pride, pomp and circumstance of glorious war!
And, O you mortal engines, whose rude throats
The immortal Jove's dead clamours counterfeit,
Farewell! Othello's occupation's gone!

(オセロ 第3幕第3場 Act III, Scene III of Shakespeare's Othello)

「Farewell」(フェアウェル)はフランス語の「Adieu」(アデュー)と同じ響きをもつ。今生の別れの言葉だ。「Farewell」のもつ意味 「さらば、ごきげんよう」という告別である。

Pride, pomp and circumstance of glorious war!
「輝かしい戦いの誇りに、称誉の盛儀盛宴よ!」といったところだろうか。

「威風堂々」は「威風堂々たる陣容」という邦題だった。「輝かしい戦いの盛儀盛宴」を「軍隊の構え」を強調している。だが、盛儀盛宴とは戴冠式の儀式や国賓の歓迎式典、そして祝いの祝典の晩餐を意味している。

その儀式の装飾する武具と武器、儀礼と護衛のための儀仗兵の美しく正確な陣取りが、栄光の象徴でもあり軍人の誇りでもある。オセローは、その栄光と誇りに決別するほどの落胆を、イアーゴの悪巧みで打撃を受け、エルガーはその「栄光と誇り」を強調したのだから、威厳が満ちあふれた様をあらわす四文字熟語の「威風堂々」も誤用にはならないというのが僕の解釈。名訳中の名訳と思ってるからさ。

さて、エドワード7世からの歌詞の要望により、1902年に国王のための戴冠式頌歌(Coronation Ode)を作曲、第7番目の終曲「希望と栄光の国(Land of Hope and Glory)」にこの行進曲を用いた。歌詞は詩人アーサー・クリストファー・ベンソン(Arthur Christopher Benson )によるもの。

Land of Hope and Glory(もちろん合唱つき)

儀式の装飾する武具と武器、儀礼と護衛のための儀仗兵と書いたが、ロンドン バッキンガム宮殿の黒い帽子に赤い軍服の近衛騎兵隊「ホースガーズ」はそのものだね。

200年には満たないが、歴史は古い近衛軍楽隊(コールドストリーム・ガーズ・バンド )は、王室の公式行事にかかせない存在でもある。

戴冠式頌歌(Coronation Ode)の終曲「希望と栄光の国(Land of Hope and Glory)」の演奏をコールドストリーム・ガーズ・バンド (The Band of the Coldstream Guards)のものを発見したついでに、第1-第6までの試聴先もゲット。

Coronation Ode, Op. 44

"Crown the King"I
"Crown the King" - Introduction Soloists and Chorus

エルガー:戴冠式頌歌 無料体験で試聴できる

Crown the King with Life!
    Through our thankful state
    Let the cries of hate
    Die in joy away;
Cease ye sounds of strife!
    Lord of Life, we pray,
Crown the King with Life!

Crown the King with Might!
    Let the King be strong,
    Hating guile and wrong,
    He that scorneth pride.
Fearing truth and right,
    Feareth nought beside;
Crown the King with Might!

Crown the King with Peace,
    Peace that suffers long,
    Peace that maketh strong,
    Peace with kindly wealth,
As the years increase,
    Nurse of joy and health;
Crown the King with Peace!

Crown the King with Love!
    To his land most dear
    He shall bend to hear
    Ev'ry pleading call;
Loving God above,
    With a heart for all;
Crown the King with Love!

Crown the King with Faith!
    God, the King of Kings,
    Ruleth earthly things;
    God of great and small,
Lord of Life and Death,
    God above us all!
Crown the King with Faith!

God shall save the King,
    God shall make him great,
    God shall guard the state;
    All that hearts can pray,
All that lips can sing,
    God shall hear today;

Crown the King with Life
    with Might, with Peace, with Love, with Faith!

God shall save the King,
    God shall make him great,
    God shall guard the state;
    All that hearts can pray,
All that lips can sing,
    God shall hear today;
God shall save the King!



(a) "The Queen" (b) "Daughter of ancient Kings"II - (a) "The Queen" - Chorus

エルガー:戴冠式頌歌 無料体験で試聴できる

True Queen of British homes and hearts
    Of guileless faith and sterling worth,
We yield you ere today departs,
    The proudest, purest crown on earth!

We love you well for England's sake,
    True you shall prove, as you have proved;
The years that come shall only make
    Your name more honoured, more belov'd.

Oh kind and wise, the humblest heart
    That beats in all your realms today
Knows well that it can claim its part
    In all you hope, in all you pray.


II - (b) "Daughter of ancient Kings" - Chorus "A Greeting to Her Gracious Majesty, Queen Alexandra"

    Daughter of ancient Kings,
    Mother of Kings to be,
Gift that the bright wind bore on his sparkling wings,
    Over the Northern sea!

    Nothing so sweet he brings,
    Nothing so fair to see,
Purest, stateliest, daughter of ancient Kings,
    Mother of Kings to be!



 "Britain, ask of thyself"III "Britain, ask of thyself" 
Solo Bass and Chorus (Tenor and Bass)

エルガー:戴冠式頌歌 無料体験で試聴できる

Britain, ask of thyself, and see that thy sons be strong,
    See that thy sons be strong,
    Strong to arise and go,
    See that thy sons be strong,

See that thy navies speed, to the sound of the battle-song;
    Then, when the winds are up, and the shuddering bulwarks reel,
    Smite, the mountainous wave, and scatter the flying foam,
    Big with the battle-thunder that echoeth load, loud and long;

Britain, ask of thyself, and see that thy sons be strong,
    See that thy sons be strong,
    Strong to arise and go,
    If ever the war-trump peal;

See that thy squadrons haste, when loos'd are the hounds of hell;
    Then shall the eye flash fire, and the valourous heart grow light,
    Under the drifting smoke, and the scream of the flying shell,
    When the hillside hisses with death, and never a foe in sight.
    Britain, ask of thyself, and see that thy sons be strong.

So shall thou rest in peace, enthron'd in thine island home.
    So shall thou rest in peace,
    Enthron'd in thine island home,
    So shall thou rest in peace, enthron'd in thine island home.

Britain, ask of thyself,
    Britain, ask of thyself, see that thy sons be strong,
    Strong to arise, arise and go, see that thy sons be strong.
    See that thy sons be strong,
    Strong to arise and go, if ever the war-trump peal!



(a) "Hark, upon the hallowed air" (b) "Only let the heart be pure"IV
(a) "Hark, upon the hallowed air" - Soli (Soprano and Tenor)

エルガー:戴冠式頌歌 無料体験で試聴できる

Tenor
Hark, upon the hallow'd air,
    Spirits pure of sight and sense,
Hov'ring visions, rich and fair,
    Lend their radiant influence!
Airy powr's of Earth and Sky
Bless our meet solemnity.

Soprano
Music, sweetest child of heav'n,
    At thy touch the heart is free,
Ancient wrongs by thee forgiv'n,
    Cares uplifted, heal'd by thee,
Listen smiling, borne along
In the sacred, sacred tide of song.

Tenor
Music, music of the poet's heart!
    Widening yet the echoes roll;
Fiery secrets, wing'd by art,
    Light the lonely list'ning soul,
Till the aching silence rings
With the beat of heav'nly wings.

Soprano
Magic web of woven hues,
    Tender shadow, linked line,
Sweet mysterious avenues
    Opening out to Light Divine!
Painter-poet, thou canst teach
More than frail and falt'ring speech.



IV (b) "Only let the heart be pure" - Quartet (S.A.T.B.)

エルガー:戴冠式頌歌 無料体験で試聴できる

Only let the heart be pure,
    Pure in steadfast innocence,
Stainless honour, strong and sure,
    Stem the ardent tide of sense!

So shall Wisdom, one with Truth,
    Keep undimm'd the fires of youth,
Strong to conquer, strong to bless,
    Britain, Heaven hath made thee great!

Courage knit with gentleness,
    Best befits thy sober state.
As the golden days increase,
    Crown thy victories with peace!



"Peace, gentle peace"V "Peace, gentle peace" 
Soli (S.A.T.B.) and Chorus unaccompanied

エルガー:戴冠式頌歌 無料体験で試聴できる

Peace, gentle Peace, who, smiling through thy tears,
Returnest, when the sounds of war are dumb ...
Our earth is fain for thee! Return and come.



"Land of hope and glory"VI - "Land of hope and glory" - Finale (Contralto Solo and Tutti)

コールドストリーム・ガーズ・バンド (The Band of the Coldstream Guards)の演奏
Land Of Hope & Glory - Heroes - The Coldstream Guards

Solo   
    Land of hope and glory,
        Mother of the free,
    How shall we extol thee,
        who are born of thee?
    Truth and Right and Freedom,
        each a holy gem,
    Stars of solemn brightness,
        weave thy diadem.

Chorus
    'Tho thy way be darken'd,
        still in splendour drest,
    As the star that trembles
        o'er the liquid West.
    Thron'd amid the billows,
        thron'd inviolate,
    Thou hast reign'd victorious,
        thou hast smil'd at fate.

Soloists and Chorus
    Land of hope and glory,
        Fortress of the free,
    How shall we extol thee?
        praise thee, honour thee?
    Hark! a mighty nation
        maketh glad reply;
    Lo, our lips are thankful;
        lo, our hearts are high!
    Hearts in hope uplifted,
        loyal lips that sing;
    Strong in Faith and Freedom,
        we have crowned our King!


wikiによると、「BBCプロムスなどにおける演奏がBBCで放映される際には、歌曲の最初の部分においてエリザベス2世女王の映像が必ず流されることとなっている。」とあった。
| MUSIC | 18:10 | trackbacks(1)

ヨハン・パッヘルベル(Johann Pachelbel 1653-)の「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」(Kanon und Gigue in D-Dur für drei Violinen und Basso Continuo)は誰でも知っている曲だ。

ジョルディ・サバール
Pachelbel - Canon in D Major (Original Version) .

一押し ムジカ・アンティクヮ・ケルン最高!(リンク直した!)
Pachelbel's Canon in original version (Musica Antiqua Köln)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ( Il Giardino Armonico)はこちら
Il Giardino Armonico - Pachelbel - Canon and Gigue

Pachelbel's Canon オリジナルの3つのヴァイオリンと通奏低音
Música Clásica - Canon en Re mayor, Johann Pachelbel これは聴きやすい

「あっ、またこの曲か」と、これまで最後まで聞くことはほとんどなかった。

ところがたまたま妻がCDをかけていたのがきっかけで、最後まで聞いたのがつい先日のことだ。このカノンは第1曲目だ。原曲はカノンとジーグで1組だ。

Pachelbel:Canon in D and Gigue in D (室内管弦楽団の演奏)

もともとは3つのヴァイオリンにチェロ・コントラバス・チェンバロで演奏するが、室内管弦楽団で演奏されることが多い。

Pachelbel: Canon & Gigue in D major (3つのヴァイオリンとハープシーコード)

London Baroque(ロンドン・バロック)の演奏。

Pachelbel Canon in D Original Instruments

Featuring Katherine Kyme, Carla Moore & Cynthia Freivogel, baroque violin; Tanya Tomkins, baroque cello, Hanneke van Proosdij, baroque organ; David Tayler, theorbo


パッヘルベルのカノン (Canon in D) なら、この「Voices of Music」の演奏が一番僕好み。

Pachelbel Canon in D Original Instruments

バロック・ヴァイオリンにバロック・オルガン、バロック・チェロ、リュートに似たテオルボでの演奏だ。




パイプオルガンでの演奏に、パッヘルベル シャコンヌ ヘ短調(Pachelbel chaconne f minor)がある。1763年、サン・ジェルマン・ロークセロワ教会(Klosterkirche, Fischingen, Switzerland)に、Johann Georg Aichgasser 製作によるオルガンでの演奏(Aichgasser organ)。

Pachelbel: Ciacona (Chaconne) in F minor

聖ゲオルク(聖ジョージ)教会の1722年のジルバーマン・オルガン(Silbermann organ)の演奏。

Johann Pachelbel: Ciacona (Chaconne) in D minor

どちらの名器での演奏はティボー・ピンター(Tibor Pinter)によるもの。

このオルガン演奏もおすすめ。奏者クリス・パラスケボポウロス(Chris Paraskevopoulos)は、オランダ・ヨハネス社のレンブラント3090で弾いている。

Johann Pachelbel : Chaconne in F minor

パッヘルベルのシャコンヌ 二短調(Pachelbel Ciaccona in re minore)はこちら。

Johann Pachelbel (1653-1706) - Ciaccona in re minore

パッヘルベルのシャコンヌ ハ長調(Pachelbel Ciaccona in C Major)はこちら。

J. Pachelbel - Ciaccona in C Major

パッヘルベルのシャコンヌ ト長調(Pachelbel Ciaccona in Re Maggiore)はこちら。

Johann Pachelbel (1653-1706) - Ciaccona in Re Maggiore


 
パッヘルベルの「コラール前奏曲」は「パッヘルベル形式」と称されている典型のひとつ。バッハにも影響を与えたそうな。

「神なしたもう御業こそ いと尊けれ」によるコラール・パルティータ  ト長調
Johann Pachelbel (1653-1706) - Was Gott tut, das ist wohlgetan Corale e 9 Partite in Sol Magg

「暁の星のいと美しきかな」
J. Pachelbel: Wie schön leuchtet der Morgenstern

ナイジェル・オールコート(Nigel Allcoat)の演奏は「われらの救い主イエス=キリスト」。オルガンは、フランスのベルナール・オーベルタン氏によって製作されたオーベルタン・オルガン(Aubertin organ)。

PACHELBEL'S Jesus Christus, unser Heiland, der von uns played by Nigel ALLCOAT



パッヘルベルのフーガも多い。「第1旋法によるマニフィカト・フーガ」から、下記リンクで連続して聴ける。

J. Pachelbel - Fugues on the Magnificat primi toni

第6旋法によるマニフィカト、第6音による10のフーガ、奏者はジョセフ・ペイン (Joseph Payne)で、ジルバーマン・オルガン(Silbermann organ)の演奏。

Johann Pachelbel (1653-1706) - Fugues on The Magnificat sexti toni

ジョセフ・ペイン (Joseph Payne)は、CD「パッヘルベル:オルガン作品全集」(1〜11)を出していて、「パッヘルベル:組曲集 - 第25番, 第26番, 第28番, 第29番, 第32番, 第33番, 第34番, 第36番」(チェンバロ)まである。



パッヘルベルの鍵盤楽器のための変奏曲集「アポロ(アポロン)の六弦琴」(Hexachordum Apollinis)がある。

オルガン演奏 Organy - Krzysztof Kotoński
Johann Pachelbel - Aria Quarta ze zbioru: Hexachordum Apollinis

パッヘルベルの「アポロの六弦琴(Hexacordum Apollinis)」は、名演奏や録音自体に縁がない。6曲のアリアは、第1楽章「ニ短調 d moll」、第2楽章「ホ短調 e moll」、第3楽章「ヘ長調 F dur」、第4楽章「ト短調 g moll」、第5楽章「イ短調 a moll」、そして第6楽章の「ヘ短調「セバルディーナの歌」 f moll "Aria Sebaldina"」となっている。

僕はCDのクラヴィコード演奏はあまり好きではないが、全曲聴きたい方は次のリンクからどうぞ。

Pachelbel - Hexachordum Apollinis (1699) Aria Prima - Gerard van Reenen, clavichord
Pachelbel - Hexachordum Apollinis (1699) Aria 2 - Gerard van Reenen, clavichord
Pachelbel - Hexachordum Apollinis (1699) Aria 3 - Gerard van Reenen, clavichord
Pachelbel - Hexachordum Apollinis (1699) Aria 4 - Gerard van Reenen, clavichord
Pachelbel - Hexachordum Apollinis (1699), Aria 5 - Gerard van Reenen, clavichord
Pachelbel - Hexachordum Apollinis (1699), Aria 6 "Sebaldina" - Gerard van Reenen, clavichord



パッヘルベルの教え子にヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)の兄ヨハン・クリストフ・バッハがいる。

パッヘルベル(1653-1706)とバッハ(1685-1750)との出会いは、バッハが9歳頃に一度出会った可能性があるということだけ。

バッハ21歳のときに、パッハベルは死去し、この頃のバッハは宮廷楽団や教会のオルガニストだった。

バッハのゴルトベルク変奏曲(BWV988)の9つのカノンも有名だが、他には 2声のインヴェンション2番(BWV773)、音楽の捧げもの(BWV1079)の10のカノン、14のカノン(BWV1087)などがある。

J.S. Bach - The Musical offering: The canons PART 2
The Musical Offering BWV 1079 (音楽の捧げもの)
3. Canon perpetuus super Thema Regium
4. Canon 1 a 2 (cancrizans)
5. Canon 2 a 2 Violini in unisono
6. Canon 3 a 2 per Motum contrarium
7. Canon 4 (A) per Augmentationem, contrario Motu

Marc Hantaï, flute/Pierre Hantaï, cembalo/Manfredo Kraemer, violin/Pablo Valetti, violin/Jordi Savall, conductor

J. S. Bach: Toccata and Fugue in D minor, BWV 565

Bálint Karosi-J. S. Bach: Toccata and Fugue in D minor, BWV 565


バッハのオルガン曲「フーガ ト短調 BWV 578」(Fugue in G minor, "Little", BWV 578)で
、オルガン演奏は トン・コープマン(Ton Koopman)だ。

Fugue in G minor BWV 578

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV565は、もっと有名。聴く機会が多い曲。オルガニストはバリント・カロージ (Balint Karosi)だ。

J. S. Bach: Toccata and Fugue in D minor, BWV 565

カート・イソン(Kurt Ison)が2002年にシドニータウンホールで弾いたオルガンは、超巨大。

Toccata & Fugue in d minor (BACH, J.S.)

よくドラマなんかで、「しまった!」っていうときに使われる曲だ。

| MUSIC | 15:27 | trackbacks(2)

楓はリストの超絶技巧、sai はパガニーニの超絶技巧の記事。

楓記事 「ラ・カンパネラ特集」 超絶技巧を含め、リストの4つのラ・カンパネラが聴ける。

sai記事 「ラ・カンパネラ」の原曲パガニーニ
ニコロ・パガニーニ ヴァイオリン協奏曲 Violin Concerto(Paganini)
ニコロ・パガニーニの24の奇想曲 Paganini Caprice 24
ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43  Rapsodie sur un theme de Paganini

20世紀になって、エリーゼのために、トルコ行進曲まである超絶技巧。アホらし。

arcadi-volodos

アルカーディ・ヴォロドス(Arcadi Volodos)


超絶技巧トルコ行進曲ではアルカーディ・ヴォロドス(Arcadi Volodos)はどうだろうか。ヴォロドスの超絶技巧のレパートリーのひとつ。

個人的に僕はヴォロドスの超絶技巧よりもスタンダードな弾き方は嫌いじゃないし、ヴォロドスの風貌や個性は大好きだ。

追記:残念なことに削除されている
Mozart-Volodos Turkish March Live in Copenhague

復活
超絶技巧トルコ行進曲 アルカーディ・ヴォロドス
Volodos plays Turkish March (Volodos Turkish March)
Volodos plays Turkish March. live in Schwetzingen, 2005


この「ヴォロドスの超絶技巧モーツァルトのトルコ行進曲」は、ヴォロドス以外のピアニストだとスピードがなく、ただ超絶技巧のみに神経集中されて、がっかりだ。

ヴォロドスはモーツァルトのトルコ行進曲をアレンジもしている。

追記:残念なことに削除されている
Mozart-Volodos turkish march live Amsterdam 1998 HQ

このヴォロドス版トルコ行進曲は、Wang Haijie が上手く弾いている。

Mozart 'Turkish March' (arranged by Volodos) - Wang Haijie, piano



ファジル・サイ(Fazil Say)


ジャズのファジル・サイ(Fazil Say)のアレンジした「トルコ」行進曲もある。

Fazil Say-Turkish March

なんか、こうなるとオリジナルが聴きたくなる。パガニーニの主題でのリストの超絶技巧とは性質が異なるようで、アレンジなんかよりもオリジナルの方が僕は好きだ。

若いピアニスト マーク・エーレンフリート(Mark Ehrenfried)の「トルコ行進曲」(Piano Sonata No. 11, more correctly known as Rondo Alla Turca)が上手い!僕好みの弾き方。

ピアノ・ソナタ第11番(トルコ行進曲付き) 第3楽章,K.331
Mozart, Wolfgang Amadeus/Sonate für Klavier Nr.11 A-Dur Mov.3 Alla Turca-Allegretto

ラルス・ルース(Lars Roos)は古典的な弾き方で、クラシックを聴いてい」るという満足感。
Wolfgang Amadeus Mozart: Rondo alla Turca

なんかスタンダードな弾き方のマッシミリアーノ・フェッラーティ(Massimiliano Ferrati )。Massimiliano Ferrati plays Mozart "Turkish March"



ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)


ご存知のように、三楽章のピアノソナタ第11番イ長調の第3楽章。この第1楽章も第2楽章も、みんな知っている曲。ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)の「ピアノソナタ第11番」(モーツァルト)をみっけた。

追記:残念なことに削除されている。

第1楽章 イ長調 変奏曲(Andante grazioso)
Barenboim plays Mozart Sonata No.11 in A major K 331 I Allegro moderato - (1/4)

別バージョン
Barenboim plays Mozart Sonata No.11 in A major K 331 I Allegro moderato - (2/4)

第2楽章 イ長調  メヌエット(Menuetto)
Barenboim plays Mozart Sonata No.11 in A major K 331 II menuetto

第3楽章 イ短調―イ長調トルコ行進曲(Rondo Alla Turca: Allegretto )
Barenboim plays Mozart Sonata No.11 in A major K 331 III Alla turca - (4/4)

ラフマニノフの弾いたトルコ行進曲もあったけど、すっごい残念な録音だったのでパスした。

やっぱマーク・エーレンフリート(Mark Ehrenfried)の弾く「トルコ行進曲」はスピードがあって好きだな。



マーク・エーレンフリート(Mark Ehrenfried)


1991年生まれのマーク・エーレンフリートは、小さいころからこんなヘアスタイル。18世紀、19世紀の音楽家をイメージさせる。

僕はこのマークはもっと人気がでると思う。このまま技術を磨き、自己研鑽に励めば、超一流のピアニストになる。

ピアノ・ソナタ第11番(トルコ行進曲付き) 第3楽章,K.331
Mozart, Wolfgang Amadeus/Sonate für Klavier Nr.11 A-Dur Mov.3 Alla Turca-Allegretto

"Somewhere" Eigenkomposition von Mark Ehrenfried
セルゲイ・プロコフィエフの曲を弾くマーク・エーレンフリート
Mark Ehrenfried plays Sergei Prokofiev: Obsession diabolique LIVE
リストの曲を弾くマーク・エーレンフリート
Mark Ehrenfried - Liszt, Grand Galop Chromatique LIVE
マーク・エーレンフリートのパフォーマンス
Mark Ehrenfried begrüßt seine Youtube Zuschauer

Glenn Gould

グレン・グールド(Glenn Gould)


グレン・グールド(Glenn Gould)はこちらの記事。「グレン・グールド トルコ行進曲」から。

| MUSIC | 23:48 | trackbacks(0)

マイケル・ジャクソンが死亡した。司法解剖の結果までは分からない死因に、様々な憶測が広がっている。その憶測のひとつに「薬物の過剰摂取」説がある。

www.j-cast.com

弁護士 ブライアン・オックスマン氏
「彼の服薬状況からすると、これ(急死)は必ずしも想定外ではなかった。
私は家族に対して、処方薬の服用と、取り巻きが服用を手助けしていることを警告してきました。彼が飲んでいた薬の量や、ここ数週間のジャクソンさんの状態については分かりません。ただ、家族に対しては、ここ数年間、彼は薬の飲み過ぎだと伝えていました。」と語る。

友人 ユリ・ゲラー氏
「どの医者も言うことだが、ストレスが人を殺すこともある」

ユリ・ゲラー氏の「ストレスが人を殺すこともある」に響くな〜。誰でもありえるもんな。

「変人」を意味する「ワッコー」と韻を踏んで「ワッコー・ジャッコー(Wacko Jacko)」と呼ばれていたマイケル。「億万長者のスーパースターとなったマイケルだったから、あらゆる現実世界からの逃避が可能だった」と、ポップ・カルチャーを専門とするロバート・トンプソン(Robert Thompson)教授は言うけれど、何かいつも障害があったような気がする。逃避可能もそこそこだなぁ。

今年も訴えられたり、コンサートが延期になったり、オークションの開催、そして中止など、今年もマイケルはストレートに進まない。

yahooblogで見つけた記事も 「追悼 マイケル・ジャクソン」で、afp記事「M・ジャクソン私物オークション、一転して中止へ」にリンクしてあった。

そう、オークションハウス ジュリアンズ(Julien's)で競売される予定だったが中止。そのジュリアンズで、マイケルのカタログ直筆サイン入りスペシャルエディションは500ドル(約4万5720円)で販売中。

競売予定だった彼の肖像画や等身大のブロンズ像、家具や美術品等はどうなる?
死を予感していたのは本人マイケル自身だったかもしれないな。

マイケル・ジャクソン 死後に備え未発表曲

死が目の前に来ているのを知っていたのかな。死後のサンローランのオークションがあったが、慈善事業の目的ではなく、生前に次のページをめくるためにオークションをおこしたのは高田賢三。マイケルはどうよ。 

| MUSIC | 13:16 | trackbacks(0)
わたしのボスの「ダブルMa」さん。(←本人、この意味わかるかなぁ)
NSP(ニュー・サディスティック・ピンク)のかけらを残したメールをくれました。

KAFKA、久しぶりの記事アップが、「ノスタルジックに NSP」で、「僕の夏休み」の歌詞を引用していた。
ギターを弾いて マーク兇髻
二人で歌うはずだったのに
野菜の入ってない カレーライス 
二人で食べるはずだったのに

ここにででくる、「マーク供廚蓮拓郎なんだよね。

引用:「マーク供  作詞/作曲 吉田拓郎

さよならが言えないで どこまでも歩いたね
街あかりさえ消えて 足音が淋しいよ
わかってくれる ただ一人の君を
はなしたくないのに
冷たいこの世界

みつめたら泣いていた いとおしい君だった
悲しみをこらえてる 傷ついた若い恋
また会う時は 大人になっているだろう
別れたくないのに
冷たいこの世界

また会う時は 大人になっているだろう
別れたくないのに
冷たいこの世界

年老いた男が川面を見つめて
時の流れを知る日がくるだろうか

この時代は、フォークソング全盛。センチメンタルな詩と曲。いやいや、僕もノスタルジックだな、やけに。
| MUSIC | 01:19 | trackbacks(1)
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