追記:2006年12月14日 長沢芦雪 龍 虎 竹林
「応挙と芦雪」展が開催されたらしいが、Sai の円山応挙の記事にも追記されていた、「牛図」と「山姥図」には、「気色悪さ」と「怪」を感じるとあったが、なるほどと。
僕の好きな芦雪も限定され、「白象黒牛図屏風」や「月」が好きなのだなぁ。(「白象黒牛図屏風」の右隻「
白象」はこちら。左隻「
黒牛」は、こちら。)
長澤蘆雪 西王母図 はこちら!
また、「変身抄」の
芦雪では!
富士山に鶴/龍図 無量寺/虎図 無量寺
竹林図/月/海浜奇勝図屏風
応挙では!
重文 遊鶴図/竹鶴の図 由加山蓮台寺/蘭図屏風(?)
群鴉図屏風/藤花図屏風/虎龍図/郭子儀図襖絵
Saiの円山応挙では!
柳に鷺図/群鶴図屏風/松に孔雀図襖絵/猛虎図屏風
応挙写生図鑑山水/「雲龍図」1773年/雲龍図(部分)
木版画龍之図/龍図・虎図(ボストン美術館)/大瀑布図
あっ、この「虎図」は1780年のもの。海外にある「虎図」であるが、あの「応挙と芦雪」展のHPの「牛図」と同じ構図の取り方。
でも、ずっと品があるよ。あの「牛図」はね、なんか本能剥き出しって感じ。僕の稚拙な鑑賞では。
それでは海外にある芦雪の虎図襖のコピーを披露。
海外ではこんな風に解釈している。
左から右へと流動的な景観要素は、虎の動に対して竹は静を表しています。
(開静と止静鐘のようだね!)
これは動物のパワーと筋肉質を目立たせると 同時に、虎の表情、虎の足、尾の奇妙な動きは、遊び心を場面に加えています。
だって。
虎図襖絵「竹に虎図」 長沢芦雪
竜図襖 和歌山県 無量寺 串本応挙芦雪館蔵
虎図襖 和歌山県 無量寺 串本応挙芦雪館蔵
雪中竹林図 ウォーセスター美術館蔵 長沢芦雪