<< 威風堂々 | main | バベットの晩餐会 A Festa de Babete/Babettes Gaestebud >>

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | -



New Trinity Baroque


楓の記事でヴィヴァルディの四季から、いろいろ検索してこの動画にたどりついた。このながーい、長い拡張弦。ニュー・トリニティ・バロックのマイケル・フィールズ (Michael Fields)の弾く楽器が「アーチリュート(Archlute)」だ。はじめて演奏するところを見た。

Vivaldi Lute Concerto in D major アーチリュート演奏
(第1楽章:アレグロ・ジュスト、第2楽章:ラルゴ、第3楽章:アレグロ)

動画はヴィヴァルディの「リュート協奏曲 ニ長調 RV.93」。この曲は、ヴィヴァルディがどのリュートを想定したかはっきりしていない。

Antonio Vivaldi - Concerto for Lute in D Major RV 93 リュート演奏
リュートと2つのヴァイオリンのための協奏曲D-dur RV.93

このほかに、ヴィヴァルディはリュートのためのトリオ、ヴィオラ・ダモーレとの協奏曲を書いている。

リュートとヴィオラ・ダモーレのための協奏曲d-moll RV.540
リュート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオC-dur RV.82
リュート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオg-moll RV.85

ちなみにヴィオラ・ダモーレは
Vivaldi Concerto for Viola d'amore in D major, RV392
ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ長調RV.392(第1楽章:アレグロ、第2楽章:ラルゴ、第3楽章:アレグロ)


ステファン・ゴットリーブ(Stephen Gottlieb)の制作によるアーチ・リュート。wikiでみたら、「アーチリュートは歴史上、まずリュート・アティオルバートとして現れたとされる。」、「アーチリュートの名称は1680年頃から用例が増えている。ここでアーチリュートと呼ばれているのは、テオルボに代わる通奏低音楽器として広まったもの。」とある。

さらに、「リュート・アティオルバート用と思われるソロ作品が17世紀前半に多く残されているが、アーチリュートとリュート・アティオルバートは同じ調弦を持つので、アーチリュートでも演奏可能」とあった。

アレッサンドロ・ピッチニーニ(Alessandro Piccinini, 1566 - 1638)は、同時代のジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガーとともに、リュート、テオルボの名手として知られた人。

彼の著作タブラチュア集の「アーチリュート、およびその発明者について(dell'Arciliuto & Inuentore di esso)」のなかで、「アーチリュート(リュート・アティオルバート)の発明者」と述べている。wikiによると、「リュート・アティオアルバート」(Liuto attiorbato「テオルボ化されたリュート」) の呼称はミスリーディングであり、アーチリュート Arciliuto と呼ぶべきであると主張しているらしい。

テオルボ・リュート(Theorbo-Lute)



A woman Playing the Theorbo-Lute and a Cavalier
Gerard ter Borch  Metropolitan Museum of Art


この作品は・テル・ボルフの「リュート-テオルボとカヴァリエを弾く女」(メトロポリタン美術館)だけれど、外側にそったリュートのネックと内側にそったテオルボのネックが合体した感じ。

絵画作品には、、「リュート・アティオアルバート」(Liuto attiorbato:テオルボ化されたリュート) ではなく、多数の「テオルボ・リュート」(Theorbo-Lute) という楽器が描かれている。バロック・リュートの親戚?

baroque lute

バロック・リュート(baroque lute)


wikiによると、「様々な拡張バス付きリュート族の楽器が存在していたことがわかる。」とあった。

Jakob Lindberg

Theorbo-Lute by Jakob Lindberg


僕が別ブログで、ヘラルト・テル・ボルフ(ヘラルト・テルボルフ) Gerard ter Borch IIの作品をアップしたが、そこにはリュート、テオルボ・リュートが描かれているが、ルーヴル美術館所蔵の「演奏会、歌手とテオルボを弾く女」(ヘラルト・テル・ボルフ)は、いまになって、「テオルボ・リュート」(Theorbo Lute )ではないかと思った。

ヤコブ・リンドベルイ (Jakob Lindberg)の テオルボ・リュート(Theorbo-Lute)の演奏はこちら。

リュートとヴィオラ・ダモーレのための協奏曲d-moll RV.540

PICCININI Toccata
曲はアレッサンドロ・ピッチニーニ(Alessandro Piccinin :1566-1638?)のトッカータ。

テオルボ(Tiorba)

Lady Wroth holding a theorbo (c. 1620) attributed to John dc Critz (1555-1641

Lady Mary Wroth (1587–1651/3)
レディー・メアリー・ ロースとテオルボ(部分)
ジョン・デ クリッツ (John de Critz)


これは絵画に描かれたテオルボ。レディー・メアリー・ ロースはルネサンス期の英国詩人。wikiによると、エミリオ・デ・カヴァリエーリが1600年にローマで上演した「魂と肉体の劇」(Rappresentatione di Anima, et di Corpo...) では、「キタローネまたの名をティオルバ」(un Chitarone, ò Tiorba che si dica) が用いられたと記録されている、1600年の時点でtiorba(ティオルバ=テオルボ)の呼称が用いられている、とあったので、「レディー・メアリー・ ロースとテオルボ」の肖像画は、その証明でもある。



テオルボ(Tiorba)?


テオルボの演奏は、「ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ短調RV.394」から、。

Vivaldi Concerto for Viola d'amore in D minor, RV394

Fabio Biondi (Viola d'amore)
Andrea Rognoni, Fiorenza De Donatis (Violins)
Stefano Marcocchi (Viola)
Maurizio Naddeo (Violoncello)
Patxi Montero (Violone)
Giangiacomo Pinardi (Theorbo)
Paola Poncet (Harpsichord & Organ)

最後はリュート・アティオアルバート(Liuto attiorbato)

liuto attiorbato

liuto attiorbato




ナイジェル・ノース (Nigel North)


リュート族ならなんでも弾けるナイジェル・ノース (Nigel North)は、「マウリシオ・バビロニア(Mauricio Babilonia)」を、このリュート・アティオアルバート(Liuto attiorbato)で弾いている。バロックリュート、テオルボ、リュートと彼が参加している曲は多い。

Mauricio Babilonia 

もう一人はルーカ・ピアンカ(Luca Pianca)。


Telemann - Quatuor Parisien N°12 (Chaconne) / Il Giardino Armonico 

右がルーカ・ピアンカ、左のヴィオラ・ダ・ガンバは、ヴィットリオ・ギエルミ (Vittorio Ghielmi)。曲はG.P.テレマン 新四重奏曲第6番(パリ四重奏曲第12番)ホ短調。

Il Giardino Armonico

Giovanni Antonini (flauto traverso)
Enrico Onofri (violino)
Vittorio Ghielmi (viola da gamba)
Luca Pianca (liuto attiorbato)
Ottavio Dantone (clavicembalo)

Directed by Giovanni Antonini
Performed by Il Giardino Armonico
(On period instruments / Historically informed performance )

from the DVD ' Music of The French Baroque

イル・ジャルディーノ・アルモニコ( Il Giardino Armonico)はイタリアの古楽アンサンブル。ジョヴァンニ・アントニーニ(Giovanni Antonini )とルーカ・ピアンカが結成した。主に17世紀や18世紀以前の音楽を演奏している。



バロックの踊り サラバンド を踊るカスパー・マインツ 
音楽 イル・ジャルディーノ・アルモニコ


Baroque Dance - Sarabande / Il Giardino Armonico
Baroque Dance - Menuet / Il Giardino Armonico

残念ながら、ここにはルーカ・ピアンカだけがいない。後ろで演奏しているのが、イル・ジャルディーノ・アルモニコ。

Rameau - Pièces de clavecin en concert N° 3 (Tambourin) / Il Giardino Armonico
Rameau - Pièces de clavecin en concert N° 5 (La Marais) / Il Giardino Armonico 
Rameau - Pièces de clavecin en concert N° 5 (La Cupis) / Il Giardino Armonico
Rameau - Pièces de clavecin en concert N° 5 (La Forqueray) / Il Giardino Armonico

イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏は、ラモーのクラヴサン合奏集から。

Dieupart - Les Six Suites, 1701 / Suite N°6, Allemande (Il Giardino Armonico / Giovanni Antonini)
Dieupart : Les Six Suites, 1701 - Suite N°6, Courante / Ottavio Dantone (harpsichord)

イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏は、シャルル=フランソワ=デュパールの6つの組曲から。 

| MUSIC | 20:04 | trackbacks(1)
| - | 20:04 | -
TRACKBACK
この記事のトラックバックURL
ピエトロ・ロンギ(Pietro Longhi) Grand manner-1732The Four Seasons ( I Musici) a film by Anton van Munster この作品は、今日ご紹介するアントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Lucio Vivaldi, 1678-1741)の「四季」を演奏するイ・ムジチ合奏団(I Musici)のCD
| Life Style Concierge | 2011/06/12 8:11 PM |
PROFILE

無料ブログ作成サービス JUGEM
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
Previous Posts
LIFE STRIPE
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
RECENT TRACKBACK
覚書
HR style="COLOR: #cccccc"
MOBILE
qrcode
OTHERS
SPONSORED LINKS