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saiが楓の記事(シャンソンとポップス)を読んで、僕がsaiの記事(ミッシェル・ポルナレフ)を読んで・・・、思い出したのは「いちご白書」(The Strawberry Statement)なわけで。

Strawberry Statement

いちご白書 The Strawberry Statement オープニングの場面

 

YOU TUBE
いちご白書 オープニング Buffy Sainte-Marie - Circle Game - Strawberry Statement

BUFFY SAINTE-MARIE - The circle game

映画
いちご白書の解説とあらすじ


saiの記事に僕の姉のことが書かれていて。魔女のような姉なんですが。7つくらい違う?

とにかく僕が小学生の6年間に、姉は中学生だったり、高校生だったり、大学生だったりで。。。彼女は1950年代生まれなんで、1970年代の日本の学生運動には近い時代の人だった。

1969年度の東大入試中止。いとこのお兄さんは翌年に受験している。が一浪した。倍率が高かった?でも69年に入学した学生がいるという噂が当時あった。それって単に編入したんじゃないか?といまは思ってるけど。

Scene from Strawberry Statement

いちご白書 The Strawberry Statement 実はこんな場面も


いまテロといえば国外の話で、70年代の日本には日本赤軍が無差別テロ事件を起こしていた。があまりにも小学生の頃のことなので、平和ボケしてる。

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件の時に、「日本はテロ事件がない国」だと記憶している始末だった。

その日本赤軍は学生運動の卒業生から生まれた。

明治大学、京都大学、慶応、日大、同志社、立命館出身のほか、高校生から活動していたメンバーもいる。

映画監督の若松孝二の作品に「赤軍-PFLP・世界戦争宣言」(1971年)、「録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(2008年)がある。僕は観ていない。

三島由紀夫 早稲田大学

三島由紀夫と学生たち(早稲田)


作家の三島由紀夫が憲法改正で市ヶ谷駐屯地で切腹した。親たちはこのニュースを僕らに知られたくなかったようだった。ずっとあとで介錯されたことを知った。切断された首の写真。本当におかしな話だ。どうしてそこまでの「流儀」が必要だったんだろうか。

憲法改正というのは、三島が学生運動の鎮圧に警察ではなく本来なら自衛隊であるべきで、憲法9条からみるとその自衛隊は違憲だという。つまりは軍隊であればということだ。

平和を我らに(Give Peace a Chance ※衝撃的なシーンもあるので)のフィルムをみると、残虐された人々の死や、死体が土を掘った中にごみのように捨てられる命と比べるとなんだか三島由紀夫の死は自分だけの美学に酔いしれたナルシストの殉教者に思われる。

11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」(若松孝二監督)で、三島由紀夫は何を表現したかったのかを問う作品となっているが、僕は観ていない。

若松監督はこの10月17日に亡くなった。

Scene from Strawberry Statement

いちご白書 The Strawberry Statement 講堂の集結の場面


YOU TUBE Eper és Vér 1970 いちご白書 集会と機動隊の場面

「いちご白書」が公開されたのはちょうどその1970年だった。コロンビア大学の1966-68年までの学生の抗議行動の物語。

コロンビア大学の学部長ハーバート・ディーンは「彼らが理にかなった説明がないものなら、苺が好きな学生が多数派かどうか以上の意味を持たないのと同じだ。」、「学生の意見は苺の味が好きだという感想と同じで意味を持たない。」などとどちらでもいいが、このイチゴからの引用によるもので「いちご白書」だと知ったのも、ずっとあとだ。

とにかくリアルタイムで映画「いちご白書」を観なかった世代。だが、音楽だけは知っていた。 サークル・ゲームが好きだった。

YOU  TUBE
BUFFY SAINTE-MARIE - The circle game 

邦題
1. サークル・ゲーム(バフィー・セントメリー)
2. マーケット・バスケット
3. ダウン・バイ・ザ・リヴァー(ニール・ヤング)
4. ロング・タイム・ゴーン(クロスビー・スティルス&ナッシュ)
5. サイクレイトロン
6. 革命ロック(サンダークラップ・ニューマン)
7. ツァラトストラはかく語りき
8. ローナー(ニール・ヤング)
9. コイト・タワー
10. フィッシン・ブルース(レッド・マウンテン・ジャグ・バンド)
11. 協奏曲ニ短調
12. ヘルプレス(クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)
13. ポケット・バンド
14. 平和を我等に

Des fraises et du sang

フランス版 「いちご白書」


姉が持っていた。

Strawberry Statement Original Soundtrack 1970
1. Circle Game - Buffy Sainte-Marie
2. Our House - Crosby, Stills, Nash & Young
3. Market Basket - Ian Freebairn-Smith, MGM Studio Orchestra
4. Down by the River - Neil Young
5. Long Time Gone - Crosby, Stills & Nash
6. Cyclatron - Ian Freebairn-Smith, MGM Studio Orchestra
7. Something in the Air - Thunderclap Newman
8. Also Sprach Zarathustra - Berlin Philharmonic Orchestra, Karl Bohm
 ▲Also Sprach Zarathustra (Richard Strauss) Berlin Philharmonic Orchestra, by Herbert von Karajan
 ▲
Richard Strauss - Also sprach Zarathustra, Op. 30
9. The Loner - Neil Young
10. Coit Tower - Ian Freebairn-Smith, MGM Studio Orchestra
11. Fishin' Blues - Red Mountain Jug Band
12. Concerto in D Minor - Ian Freebairn-Smith, MGM Studio Orchestra
13. Helpless - Neil Young, Crosby, Stills, Nash & Young
 ▲Helpless - Neil Young da "Fragole e Sangue" (The Strawberry Statement)
14. Pocket Band - Ian Freebairn-Smith, MGM Studio Orchestra
15. Give Peace a Chance - A film szereplői
 ▲Give Peace a Chance - John Lennon
 ▲Give Peace a Chance (衝撃的なシーンもあるので)

映画音楽担当のイアン・フリーベアーン=スミス(Ian Freebairn-Smith)以外は、You Tubeから動画で聴くことができる。サントラ盤はすでに廃盤になっている。持っていてもステレオないと聴けないし。

THE STRAWBERRY STATEMENT- Marcello - Adagio - arr. pour guitare et cordes,1970

いちご白書をもういちど the strawberry statement. バンバン/荒井由実:編著

「いちご白書をもういちど」バンバン/荒井由実:編著 オリオン出版
右はリンダ役のキム・ダービー 左がサイモン役のブルース・デイヴィソン


この「いちご白書をもういちど」の書籍は配役の二人が表紙になっているのが2冊発売されていたらしい。

要は、僕の姉世代(1950年代うまれ)に、映画「いちご白書」ファンが多い。僕らの世代はどちらかというと「いちご白書」のサントラで育ったようなもんで。

松任谷由実(当時荒井由実)は、姉と同じくらいの人で、姉はユーミンにも夢中になっていた。

YOU TUBE
いちご白書をもう一度/松任谷由実

「いちご白書」は19歳だったコロンビア大学のジェームズ・シモン・クーネン(James Simon Kunen)のドキュメンタリーの小説「いちご白書:大学革命のノート」。

映画「いちご白書」の中で議長役の学生(ジェームズ・クーネン)ってあったけど、本人出演だった。

James Simon Kunen

ジェームズ・シモン・クネン(James Simon Kunen)


いちご白書の1968年。3月、米コロンビア大で大学本部を占拠したSDS(民主的社会を求める学生)の委員長マーク・ラッドら6人が停学処分。キング牧師暗殺されたその4月と翌5月に、二度にわたってハミルトン・ホールを黒人、白人の学生らが占拠。このときにジェームズ・シモン・クネンも含まれている。

マーク・ラッドはのちにウエザーマン(極左テロ組織)を結成。

もともと貧しい子供たち(黒人居住区)の遊び場になっている土地を学校側が軍の訓練校の建設予定地にすることになったのが物語のストライキの発端だけれど、この運動がどんどん拡大していった。

卒業後のジェームズ・シモン・クネンは、ジャーナリスト、公選弁護士という職業を経験し、失業もした。

今年、「Diary of a Company Man: Losing a Job, Finding a Life」を出版。直訳は会社人間の日記だけれど失われた職、発見した生活というサブタイトル。

僕の叔父、叔母と同じ世代。

grassriverbooks.comまだ、「いちご白書」熱が続いているというなら、ノスタルジックなこの世代か、あるいは世界を変えることができると信じる若い世代だろう。

新人類と呼ばれた僕の世代にも共感している人jは多いんだろうか。僕は三島由紀夫もいちご白書も「?」である。

ただ、音楽には共感できた。

この映画「いちご白書」の中で、闘争する学生たちの食糧係となったリンダとサイモンがマーケットから食糧を持ち出すシーンがある。

このマーケットでの出来事はジェームズ・シモン・クーネン自身のプロフィールなんだろうな。

YOU TUBE
Frgole e sangue (The Strawberry Statement) la spesa



本日の追記 なんとなく思いだしたのが・・・、

角川から出版されていた「いちご白書」は、青木日出夫さんの翻訳。僕が本文中に、「いちご白書:大学革命のノート」と原書のタイトルで紹介しているが、青木さんははじめ、「いちご白書:ある大学革命家のノート」とタイトルにして出版した。

「大学革命のノート」とある「大学革命家のノート」では大変な違いがある。このコロンビア大学の闘争は、世界にひろまった歴史に残るものだ。このあとのフランスのソルボンヌ大学、フランスの5月革命に続くからだ。

大学革命家ではない。大学革命じゃん。



ジェイムズ・サイモン・クーネン(青木日出夫)
「世の中を変えようとした紙切れ」収録


それで、新潮社から出版されている「エスクァイア」で読むアメリカ(上)・(下)で、青木日出夫さんは、60年代-革命の10年の中で、ジェイムズ・サイモン・クーネン(James Simon Kunen)の「世の中を変えようとした紙切れ」(The Mimeograph Revolution)なるものを翻訳している。

これは「いちご白書」だと思われる。読み返してみよう。全然覚えてないから。

ジェイムズ・サイモン・クーネンは、The Mimeograph Revolutionという手記は書いていないようだから、「いちご白書:大学革命のノート」を「世の中を変えようとした紙切れ」として紹介したのだと思う。



TIFF 2008 (トロント国際映画祭 2008)に、ラインナップされたのはポール・クローニン(Paul Cronin)による「A Time to Stir」 だ。

これは、1968年のコロンビア大学の学生運動当時の学生、教授と警察へのインタビュー。映画「いちご白書」のようなロマンチックな脚本ではなくドキュメンタリー。この2008年はコロンビア大学のストライキから40周年で、パリでも上映された。

アメリカで、今年の4月に公開されたようだ。

こうしたコロンビア大学の記録フィルムは他にも多く存在し、インターネット・アーカイブからも見ることができる。

Columbia Revolt (Part I) (1969)Columbia Revolt (Part ) (1969)

Police forced Columbia University students out of Hamilton Hall on May 22, 1968, ending the students’ occupation in the building. (Photo: Larry C. Morris/The New York Times)

Hamilton Hall on May 22, 1968
 Photo: Larry C. Morris/The New York Times


ニューヨークタイムズでは、2008年が40周年をむかえたコロンビア大学の紛争を当時の写真で紹介していた。フェアウェザーホールからは日本の音楽が流れていたという。

ニューヨークタイムズの記者によると、ライフ誌の写真家、スティーブ ・ シャピロ(Steve Shapiro)が警官に殴られ、プレスの識別を示したが、カメラを1台壊されたらしい。当事者も取材するものも、一緒だ。

少し関心を持てたので、随時更新を予定しているということで。
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ミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」は、aleiのおねえさんが持っていて、借りた。Michel Polnareff - Tout, Tout Pour Ma Cherie 僕のところに訪問してくれる人たちで知らない人はいないと思うけど。 高等部1年だったかな・・・。知った頃にはこうだった
| RE+nessance | 2012/10/20 6:18 PM |
9月29日の出来事。本日アップさせていただきました。いま会社でのMTGから帰ってきました。実は今日は休日でした。知人のシャンソンのコンサートがあって行って来たのです。3時過ぎに終了し、そのあと戻って夜8時からミーティング。日帰りコンサートとMTGの多忙な一日で
| Life Style Concierge | 2012/10/20 7:58 PM |
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