このところ、マイセンコレクターでもあるまいが、仲間内でマイセン記事ばかりなので、僕も大胆にマイセンを主にしたblogに変更したものがある。(笑)
マイセンで、1点ものといわれるのが「ウニカート」とよばれる工芸品(花瓶とか、オブジェなど)なんだけど、プラーク(飾り皿、陶板画)や、水彩画、リトグラフなどといったものや、復刻版、限定品などの生産量は、わずかである。だから、日本では1点しかないものがあるが、海外に行く機会や海外のコレクター、またオークションハウス(あるいはカタログ)、マイセンの内見会などで目にすることは多い人もいるだろう。Meissener Manuskripte IV (マイセナー マヌスクリプテ 4)とあらわされている一人、ハインツ・ヴェルナー。
マイセンでは Diplom-Kunstmaler(ディプロマペインター:絵画の学位のあるもの)というらしい。なんでも引退後は札幌のマイセン美術館の名誉館長だそうだ。
その彼は、アラビアンナイトだとか真夏の夜の夢なんかをモチーフにする。この画像は、彼のリトグラフだ。このリトグラフだけど真夏の夜の夢で、女王タイタニアとパックのいたずらでロバ男に変身したボトムに恋をする場面をモチーフにしたフィギュアがあるんだけど、そのタイタニアの雰囲気に似ているんだ。でもタイトルは「TEUFELEI」で、小悪魔だ。たしか1989年の作品。50枚ほどの作品だったと思う。(←こういうところをちゃんと見てないというか・・・僕がね。)
ほかに、オークションカタログに掲載されていたものは、ヴェルナーを筆頭にマイセン五大芸術家と呼ばれる面々の作品。のちのちアップします。
Wandplatte "Spanier"Prof. H. Werner
Aquarell 1001 Nacht Prof. H. Werner & Meissen Plakette
TOP Gemälde Prof. Meissen Plakette "Sacre-Coeur"
TOP Gemälde Prof. Meissen Plakette "Paris-Paris"
ちなみに、ヴェルナーの1001 Nachtは、よくオークションにでている。
Peter Strang "sitzender Frauenakt"などなど。