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John William Waterhouse - The Annunciation(1914), private collection

「受胎告知」 (1914),個人所蔵  ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
John William Waterhouse


ギリシャ風の庭園をイメージしたというジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの「受胎告知」は、油彩で他にバージョンはなさそうだ。

19世紀の受胎告知もルカの福音書によるマリアの「受胎告知」の場面が多い。ジェームズ・ティソはマタイの福音書による「キリストの生涯」で、ヨセフの「受胎告知」を描いた。

記事 ジェームズ・ティソ 受胎告知 (マタイ編 ヨセフの受胎告知)

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスは、ご覧のとおりに「ルカの福音書」のマリアの受胎告知を描いている。

よく聖書の「受胎告知」の場面をそのとおりに描いていると言われているが、何もルカの福音書に「マリアは祈祷書(イザヤ書)を読んでいた。」などとは書いていない。

12世紀頃から「受胎告知」のイコンがあり、はじめは天幕を織るために赤い糸、あるいは糸巻き棒を手にしていた。

追記 記事 12世紀の受胎告知

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスは、14世紀頃から多くなる「祈祷書(イザヤ書)」を手には持たせずに、祈祷書台を右側に描いている。そして赤い糸巻き棒ではなく、白い糸巻き。

「受胎告知」のイコンにあるマリアのアトリビュートを、画家たちはそれぞれにこの物語のイメージを描いている。

いつの間にか神の使いの忽も描かれなくなり、百合の花だけは描かれる。

■ルカ福音書 1章26節−38節 マリアの受胎告知

26: その六か月目に、御使いガブリエルが、神から遣わされてガリラヤのナザレという町のひとりの処女のところに来た。

27: この処女は、ダビデの家系のヨセフという人のいいなずけで、名をマリアといった。

28: 御使いは、入って来ると、マリアに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられる。」

29: しかし、マリアは戸惑い、これはいったい何の挨拶かと考え込んだ。

30: すると御使いが言った。「恐れることはない。マリア、あなたは神から恵みを受けたのだ。」

31: 「ご覧なさい。あなたは身ごもり、男子を産む。その名をイエスとつけなさい。」

32: 「その子は偉大な者となり、いと高き方の子と呼ばれる。また、神である主はその子にその父ダビデの王位をお与えになる。」

33:「彼は常しえにヤコブの家を治め、その国は終わることがない。」

34: そこで、マリアは御使いに言った。「どうしてそのようなことになりえましょう。私はまだ男の人を知りませんのに。」

35: 御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたを包む。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれる。」

36:「ご覧なさい。あなたの親類のエリサベツも、あの年になって男の子を宿した。不妊の女といわれていたが、今はもう六か月になる。」

37:「神にとって不可能なことは何一つない。」

38: マリアは言った。「私は主のはしためです。どうぞ、お言葉どおりこの身になりますように。」こうして御使いは彼女から去って行った。

14世紀の受胎告知
記事 14世紀の受胎告知 シモーネ・マルティーニたち

15世紀の受胎告知
記事 ヘラルト・ダヴィット   受胎告知
記事 ベノッツォ・ゴッツォリの「受胎告知」
記事 サンドロ・ボッティチェッリ 受胎告知
記事 フラ・アンジェリコ 6枚の受胎告知(Annunciation)
記事 セバスティアーノ・マイナルディ (サン・ジミニャーノの 参事会教会)
記事 ドナテッロ 受胎告知(サンタ・クローチェ教会)
記事 レオナルド・ダ・ヴィンチの「救世主」誕生の「受胎告知」

16世紀の受胎告知
記事 ルーベンス 受胎告知

17世紀の受胎告知
あー、記事書いてないね。

18世紀の受胎告知
あー、これも記事ないね。
楓記事から 聖母の読書 受胎告知

19世紀の受胎告知
記事 アーサー・ヒューズの受胎告知
記事 モーリス・ドニ 3枚の受胎告知+1
記事 モーリス・ドニ フィエーゾレの受胎告知
記事 モーリス・ドニ(Maurice Denis) 受胎告知(聖ニケーズ教会)
記事 エドワーズ・バーン=ジョーンズ 受胎告知
記事 ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 聖告(受胎告知)
記事 ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの受胎告知 1914
記事 ジェームズ・ティソ 受胎告知 (マタイ編 ヨセフの受胎告知)

20世紀の受胎告知
記事 ジェームズ・クリステンセンの受胎告知

| 受胎告知 | 21:05 | trackbacks(3)

Birmingham Museum and Art Gallery

エドワーズ・バーン=ジョーンズ 「最後の審判」 1874-76年
Edward Burne-Jones Last Judgement バーミンガム博物館&美術館


エドワード・バーン=ジョーンズの「最後の審判」だ。僕が彼の何が好きかって、アーサー王物語。とくにタペストリー。次の記事の作品が特に好きだ。

記事 サン=ローランとベルジュのバーン・ジョーンズ
記事 バーン・ジョーンズ  アーサー王と円卓の騎士
記事 YSL&ベルジュのバーン・ジョーンズ(パネル編)

Triptych(三連画) : The Adoration of the Kings : The Annunciation

Triptych : the Adoration of the Kings : The Annunciation

セント・ポール教会にあった「受胎告知と東方三博士の礼拝」(ヴァージョン1)
書籍 Edward Burne-Jones: Victorian Artist-Dreamer から


一番好きなのっていわれたらこれかなぁ・・・・。あんまりバーン・ジョーンズは好みじゃないから難しい。

「アーサー王」、「プシュケの結婚」、この三連画、saiの記事にあった「ペレウスの祝宴」・・・。

The Annunciation and the Adoration of the Magi (1861), Tate Britain, London

もとセント・ポール教会にあった「受胎告知」の場面 
エドワード・バーン=ジョーンズ 1860-61年 
Edward Burne-Jones The Annunciation  テート・ブリテン所蔵 個人所蔵


受胎告知
モーリス・ドニ 3枚の受胎告知
Sandro Botticelli サンドロ・ボッティチェッリ
レオナルド・ダ・ヴィンチの「救世主」誕生の「受胎告知



 エドワード・バーン=ジョーンズ  「東方三博士の礼拝」の場面
Edward Burne-Jones The Adoration of the Kings


東方三博士の礼拝
東方三博士の礼拝(The Adoration of Magi)
サンドロ・ボッティチェリ サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 「東方三博士の礼拝」の謎

 

 


このセント・ポール教会にあったバーン・ジョーンズの「受胎告知」と「東方三博士」は、70年代にどこかのギャラリーで展示され、その後サザビーズで売却されて、現在はテート・ブリテン所蔵ではないかと思われる。

The Annunciation and the Adoration of the Magi 1861 Sir Edward Coley Burne-Jones

セント・ポール教会にあった「受胎告知と東方三博士の礼拝」 
エドワード・バーン=ジョーンズ 1861年 テート・ブリテン所蔵




セント・ポール教会にあった「受胎告知と東方三博士の礼拝」(ヴァージョン2) 
エドワード・バーン=ジョーンズ 1861年 テート・ブリテン所蔵




ヴァージョン1とヴァージョン2の大天使ミカエル(ガブリエル)




セント・ポール教会にあった三連画の「東方三博士の礼拝」 
エドワード・バーン=ジョーンズ 1861年 テート・ブリテン所蔵


テート所蔵と個人所蔵の2ヴァージョン。なんかテートのを掲載し忘れていた。個人所蔵のをテートとしていた・・・。訂正しています。

記事アップから2年間も気づかなかった。(2012.12.27)



エドワード・バーン=ジョーンズ 「受胎告知 (部分) 大天使ミカエル(ガブリエル)」
The Annunciation  Gabriel 1893


悲しいかな、片割れしかない「受胎告知」、これ見たことないんだよね。マリアもあるんだよね。きっと。それとも消失したんだろうか。これもポスターにあるんだけど、なんか色使いがわざとらしい。

もう一点 テキストリンクから ↓ 「受胎告知」(1862年)
Click Here →The Annunciation, The Flower Of God 1862年
個人所蔵のもので、ポスターでは販売されているようだ。

National Museums and Galleries on Merseyside


エドワード・バーン=ジョーンズ 「受胎告知」
The Annunciation 1879年(1876-79)
(National Museums and Galleries on Merseyside)

The Annunciation Lady Lever Art Gallery

エドワード・バーン=ジョーンズ 「受胎告知」
The Annunciation 1876年(1876-79)
レディー・リーバー・アート・ギャラリー所蔵


リヴァプールにある「受胎告知」(1879年)はかなり大きい作品。なんかな、画像と違ったよなぁ。実物とこんなに差があるんだな。とくにラファエル前派の作品は。

リヴァプール、マージーサイド国立美術館(ウォーカー・アート・ギャラリー) で検索すると1879年の制作になっている。同じ区域に2枚あるはずがないんだけどね。一応リヴァプール美術館のHPでは下の色が公開画像になっている。

微妙な1枚。 でもレディー・リーバー・アート・ギャラリーでは少々暗い感じで次に用意した画像の雰囲気だった。


 レディー・リーバー・アート・ギャラリーでのバーン=ジョーンズの展示

Lady Lever Art Gallery

レディー・リーバー・アート・ギャラリー Lady Lever Art Gallery


こんな感じで展示されていた。

右の「欺かれたマーリン」、左の「赦免の木」はアメブロからみて。
エドワード・バーン=ジョーンズ  アーサー王と円卓の騎士


sai がアップする予定だった記事から
残念な壁画 オックスフォードの「キリスト降誕」 の「受胎告知」の場面 左の上

Burne Jones  LMH, Oxford


The Holy Nativity by Edward Burne Jones

オックスフォード レイディ・マーガレット・ホールの壁画
「キリスト降誕」 エドワード・バーン=ジョーンズ


オックスフォードの壁画の「キリスト降誕」の三場面のシーンは「受胎告知」、「エジプト逃避」などのいくつもの場面が描かれている。

sai の暴言 引用
僕はこのバーン=ジョーンズをウォルト・ディズニーのようなアニメーターのように思ってしまう。今度ペルセウスをアップするけれど、芸術性の高いアニメ映画のワンシーンにみえる。この「キリスト降誕」も壁画というより「絵本の挿絵」という感じがする。 

sai は あんまりバーン・ジョーンズが好きではないので、このオックスフォード壁画あたりから、「ネ」をあげたらしい。(※こいつ、画像リンクをメールに貼り付けてよこしたんだ。そのまま使ってるから。)



エドワード・バーン=ジョーンズ 「受胎告知」
The Annunciation 1862年




SIR EDWARD COLEY BURNE-JONES, BT., A.R.A., R.W.S. (1833-1898) AND STUDIO HILL-FAIRIES Sothebys 

エドワード・バーン=ジョーンズ 「妖精の丘」
Edward Burne-Jones Hill Fairies Sotheby's 



フォッグ美術館 ウィンスロップ・コレクション sai からふられた記事
エドワード・バーン=ジョーンズ 「天地創造の6日間」 1870-76年



実は6日目だけが好きというのいがsai。とくにこの部分だけらしい。クリックで全体像をどうぞ。

1~5日まではまぁまぁ、というところ。さて一日かけている。4日目だ。一応4日目の顔を確認したい人は5日目の左側に描かれているので。そして6日目にいきなり7人になる。7日目の日曜日が前面で休んでいるわけだ。

宇宙万物を創造した6日間。この球体は創造されたものを示している。

Days Of Creation


一日は闇が深淵の面にあり「光」をつくる。
ニ日目は天と水と陸がつくられた。朝、昼、夕べ、夜がくる。
三日目は草地と果樹のなる木である。
四日目は暦と季節だ。
五日目は空を象徴する鳥、水に生きる生物。
六日目は陸に生きる生物。家畜と神にかたどった人だった。

球体にそれぞれが描かれているが、6日目の人は「アダムとイヴ」。この作品はバーン=ジョーンズの連作もの(シリーズ作品)とされている。

バーン=ジョーンズのシリーズ

薔薇物語
ペルセウス
聖ゲオルギウス
いばら姫(眠り姫
ピグマリオンの彫刻
そしてこの「天地創造」の6日間

バーン=ジョーンズの関連記事はこちらの記事からリンクされているから。
薔薇物語 」 年代別に区分けしている
エドワード・バーン=ジョーンズ   天上の人々
エドワード・バーン=ジョーンズ ウェヌス・エピタラミア

こっちのブログもみて バーン=ジョーンズ Sir Edward Burne-Jones

ロセッティの受胎告知はこちら
記事 ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 「聖告」(受態告知)

| 受胎告知 | 00:00 | trackbacks(2)

Ecce Ancilla Domini !   The Annunciation(1849-50)   tate

見よ、我は主のはした女なり (聖告) 1849−50 テート ギャラリー 
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(Dante Gabriel Rossetti)





Annunciation1855 and retouched in 1858,

聖告 1855年 個人所蔵
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(Dante Gabriel Rossetti)

The Annunciation 1859 Fitzwilliam Museum

聖告 1859年 フイッツウィリアム美術館
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(Dante Gabriel Rossetti)




Mary's Girlhood(マリアの少女時代) 
by ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(Dante Gabriel Rossetti)

Mary Virgin


This is that blessed Mary, pre-elect
God's Virgin. Gone is a great while, and she
Dwelt young in Nazareth of Galilee.
Unto God's will she brought devout respect,
Profound simplicity of intellect,
And supreme patience. From her mother's knee
Faithful and hopeful; wise in charity;
Strong in grave peace; in pity circumspect.
So held she through her girlhood; as it were
An angel-watered lily, that near God
Grows and is quiet. Till, one dawn at home
She woke in her white bed, and had no fear
At all, - yet wept till sunshine, and felt awed:
Because the fulness of the time was come.
 

The Girlhood of Mary Virgin


祝福されしマリア、選ばれた乙女 神の聖母は その昔
ガラリヤのナザレで幼き時代を過ごされた
敬虔で神を尊び、思慮深さと忍耐が育まれた
母のお膝に抱かれる時からすでに信仰にあつく
希望に満ちて、慈愛の中に賢明さを 穏やかながら剛毅であり
憐れみのなかにも節制でいらした

少女の時代に 神の御前で天使は聖水を注ぐ
聖処女の成長のような白百合の姿。
ある夜白い褥で目が覚めた。畏れを知らぬ乙女は、いつしか涙を流し
はじめて畏れを覚えた日。ついに時は満ちたのだ。

The Girlhood of Mary Virgin

聖母マリアの少女時代 1848-49年 テート ギャラリー
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(Dante Gabriel Rossetti)


少女時代の聖母マリアは赤い布に刺繍をしているところだ。ロセッティのこのソネットにも、七つの徳がでてきた。思慮、忍耐、節制、剛毅、信仰、希望、慈愛である。

These are the symbols. On that cloth of red
I' the centre is the Tripoint: perfect each,
Except the second of its points, to teach
That Christ is not yet born. The books - whose head
Is golden Charity, as Paul hath said -
Those virtues are wherein the soul is rich:
Therefore on them the lily standeth, which
Is Innocence, being interpreted.

The seven-thorn'd briar and the palm seven-leaved
Are her great sorrow and her great reward.
Until the end be full, the Holy One
Abides without. She soon shall have achieved
Her perfect purity: yea, God the Lord


6冊の本と百合の花がこの七徳を示す。本の背表紙に書かれているはず。この草(葉)をまく紐状に何かが書かれているように見える。画像は大きくなります。

要約すると、シンボルは赤で、天使と百合の花のポット、窓辺にかかる布、そしてマリアが刺繍する布が三位一体を示している。

窓辺の左には「棘のない薔薇」(聖母の花)、そして「白い鳩」(聖霊)が見える。

七つの棘のある茨と七つの葉のある棕櫚とはかの女の七つの悲しみと喜びを表す。僕が赤でくくった革紐に「あまたの悲しみ、あまたの喜び」とあるらしい。


そして少女時代に刺繍した百合の花を、最初に紹介した作品の「見よ、我は主のはした女なり (聖告)」( 1849−50)に描いているよという筋書きなのだ。 

関連記事
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ  Dante Gabriel Rossetti
プロセルピナ(1881-82) テートギャラリー
ムネモシュネ(ムネーモシュネー)1881年 デラウェア美術館
ウェヌス・ウェルティコルディア 1864-68年
ウェヌス・ウェルティコルディア 個人所蔵
シリアの女神アスタルトまたはシリアの女神アスタルテ

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 無声の絵画 詩と文学
海の呪文 1877 フォッグ美術館
フィアンメッタ(フィアメッタ)1878年 ロイド=ウェバー コレクション
ロマン・ウィンドゥ(マネス神のために) 1874年 ポンセ美術館
レイディ・リリス 1867年 テキサス大学所有
レイディ・リリス 1867年 メトロポリタン美術館蔵
レイディ・リリス 1868年 デラウェア美術館蔵
トロメイ家のピーア 1868-80年 スペンサー美術館
ラ・ギルランダータ 花飾りの女 1873年 ギルドホール美術

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
ベアトリーチェの死とダンテの夢 1871年
ベアトリーチェの死とダンテの夢 1880年
ベアタ・ベアトリクス 1871–72
ベアタ・ベアトリクス 1877年
ベアタ・ベアトリクス 1864-70年
祝福されし乙女 1875-8
祝福されし乙女 1875-9
祝福されし乙女(バーン=ジョーンズ)
天上の乙女 1874年
習作 祝福されし乙女1876
黄金の水 1858年
ベアトリーチェの会釈 1859年
パオロとフランチェスカ・ダ・リミニ 1855年
ベアトリーチェ一周忌に天使を描くダンテ 1853-54

詩人ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの絵画
習作 美しき手(ラ・ベッラ・マーノ La Bella Mano)
美しき手(ラ・ベッラ・マーノ La Bella Mano)
ルクレツィア・ボルジア 1860-61
レヴェリー(夢想あるいは幻想)1868
The Daydream, (白昼夢)1872-78
The Day Dream, (白昼夢)1880
アウレア・カテナ(黄金の鎖)
ラ・ドンナ・デッラ・フィネストラ(窓辺の淑女)
ジェーン・モリスの写真
「婦人の肖像画」
F・R・レイランドのドローイングルーム
ヴェロニカ・ヴェロネーゼ 1872
パルミフェラの巫女(シビラ・パルミフェラ)
「扇をもつ婦人」 バーミンガム美術館
アレクサ・ワイルディング
習作 メデューサの容貌
メデューサの容貌

| 受胎告知 | 21:03 | trackbacks(5)
sai がさー、クロード・ベルランドの記事をあげるから僕にも書けってね、言うんだよ。自分だって気持ちが萎えるっていいながら、ファンタジーな作品をいそいそとあげた。

楓なんかも手伝って、ちょっとみのイイものをさっさとアップした。

marottes

La Marottes Claude Verlinde


僕ね、この画家、苦手なんだよね。だからさ、今日書きかけの「ラス・メニーナス」間違ってアップしたんだwa!

やっばいと思ったけど、なんだか出張の疲れで、連休前半は家にいることにした(2日くらい爆睡しようと思って)僕にとって、たいそう大儀なことになった。


左から「RIBERTE」、「EGARIITE」、「FRATERNITE」でたぶん連作じゃないかと思う。

こんなばっかだよ、本当は。下の作品なんかはまだ、見ていて「ふーん」と鑑賞するに耐えるが、「RIBERTE」のような作品を何枚も見ることは僕にはできない。

ダリとはまた一線を引くと思っている。ダリはシュールだけれど暗いおぞましさがないからだ。



Le vice et la vertu(悪徳の栄え)


この人はsai のいうように、やっぱ絵画のマルキ・ド・サドなんだ!ちなみに彼の作品記事は「XAI」からどうぞ→「クロード・ベルランド Claude Verlinde
続きを読む >>
| アート | 18:41 | trackbacks(4)



リチャード・ハミルトン ラス・メニーナス


1922年生まれのリチャード・ハミルトン。ポップアートな英国の画家で版画家。アメリカのアンディ・ウォーホルと同じ時代の人。

ベラスケスのラス・メニーナスは古くはゴヤのラス・メニーナスがあるが、娘婿マーソがラス・メニーナスを意識した作品までもある。

パブロ・ピカソはベラスケスの「ラス・メニーナス」を1957年に作成している。

記事「パブロ・ピカソのラス・メニーナス

そのパブロ・ピカソへのオマージュとしてリチャード・ハミルトン(Richard Hamilton)が作品にした。

プラド美術館で今年(2010年)の3月23日からはじまった「リチャード・ハミルトンのラス・メニーナス」は5月30日まで続く。

| Las Meninas ラス・メニーナス | 12:24 | trackbacks(0)
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